秋田伝統工芸品「川連漆器」は800年の歴史を誇り、今もなお職人が一つ一つに真心を込め丁寧に作っています。おもとめやすく普段使いしやすい家具や小物等、幅広く取り扱っております。

漆について

漆とはウルシ科ウルシノキから得た樹液であり天然塗料として扱われます。漆器とは漆を施した工芸品全般を指します。
また日本での漆の語源は「うるわし(麗し)」と微細で美しく見栄えあるところに由来します。漆や漆器は海外で「japan」とよばれるように日本の伝統文化を代表するものであります。

 

日本産と中国産の漆

漆の高騰化により現代では日本の漆器業界で扱う漆の99%は中国産となっております。そのためたったの1%の日本産漆は非常に希少価値が高いものであり鹿苑寺等の国宝・重要文化財に使用されます。漆の木から漆を採取することを「漆掻き」といいます。漆掻き職人の減少もこの背景の一端であります。
「川連」には全国的に珍しい国産の漆の木があることから、希少な日本産漆を使って生地から塗りの全工程にかけての純日本産の漆器づくりに着手しようとしています。

 

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