秋田伝統工芸品「川連漆器」は800年の歴史を誇り、今もなお職人が一つ一つに真心を込め丁寧に作っています。おもとめやすく普段使いしやすい家具や小物等、幅広く取り扱っております。

あいさつ

川連塗りの家業を継ぎはやいもので30年が経ちました。
ここまでなんとかやってこられたのも家族や友人、漆器協同組合の皆さま、そしてお客様の支えがあったからこそのものでその度重なる御厚恩に拝謝申し上げます。
苦しい生活ではありますが、自分の好きな事を仕事としてできる喜びを感じております。

さて、現代では目覚ましい技術の進歩による大量生産という生産方式が考え出された結果、 均質な工業製品が安価に消費者に提供されるようになりました。
そのため、職人としては当然の一品一品に気持ちを込め、人間の手で作ろうという考えは時代の流れに逆行しています。
よく百貨店等で1000円ほどのお椀、もしくはそれを切るような値段で販売しているものが見受けられます。しかもそれらは「国産漆使用」や「国産漆器」とかただプラスチックに漆に似せた塗料をふきかけているだけの物で、名ばかり誇張したものに呆れてものも言えません。漆の原料価格やその他コスト、私どもの視点からみればどうしても考えられません。
「漆器」は漆のうつわと書くため、器がたとえプラスチックだとしても漆器としての定義に間違いはありません。
しかし、永きに渡る漆器の歴史の中でプラスチックに塗りの技術があったでしょうか。古来より自然の恵みを大切にした背景があるからこそ、一本の木から樹液を取り、木を切り倒し、加工し漆器を作る文化の基盤ができました。
今の時代、多くの方は本物の漆器を使ったことがないのではないでしょうか。ぜひそんな方に天然の木でできている漆器の温もりを感じてもらいたいと思っています。

長々と書いてしまいましたが、まだまだお話ししたいことが沢山あります。
テレビ、インターネット等の映像では伝えきれない漆の奥ゆかしさは日本人の私たちの美徳に通ずるものがあります。全国各地での出店がありますのでそのとき、実際に目で見て触れて感じてください。
もっと漆器を知ってほしい私は、雄弁は銀というようについ世間話や下らないような話をしてしまうかもしれません。ごめんなさい。
私はまだまだ職人として人として未熟者であります。白髪も増えてきたことも相まって、まさに銀です。オリンピックで言えば金を目指して日々精進していく所存であります。これからもどうかよろしくお願いいたします。

山忠漆器代表 伝統工芸士 佐藤忠平

 

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