漆器は丈夫で耐久性にすぐれています。しかし、いくら丈夫な物でも、扱い方が乱暴だったり、間違えたりすれば、いたみも早くなります。ですから、扱い方の基本をマスターしておきましょう。漆器は、きちんと手入れをすれば、もちがよくなるばかりでなく、美しさにも磨きがかかり、二代・三代と使うことができます。扱い方の基本さえ守れば、あとは気楽に使用しましょう。
もともと漆器はすべて天然の木に由来する「強固な塗膜をつくる樹液(漆)」と「柔軟な木地」によりなるため丈夫で耐久性に優れています。しかし間違った扱い方しだいでは光沢用できない場合があります。では漆器というと高価なため毎日なんて使用できない、手入れが難しいのではないか、という先入観から抜け出して簡単なポイントをつかみましょう漆器独特の性質として、極度の乾燥や湿気、急激な温度変化を嫌うこと、
また木という材質的に他の製品より柔らかいことが挙げられます。
このことを念頭に入れて頂き、日々のお手入れをして頂ければ、漆器は長年お使いいただくことによって、
美しい光沢が生まれ非常に味わい深いものになってくるものです。こちらでは漆器のお手入れ方法をご紹介いたします。
正しいお手入れ方法をご理解頂き、漆器を長年ご愛用ください。
また木という材質的に他の製品より柔らかいことが挙げられます。
このことを念頭に入れて頂き、日々のお手入れをして頂ければ、漆器は長年お使いいただくことによって、
美しい光沢が生まれ非常に味わい深いものになってくるものです。こちらでは漆器のお手入れ方法をご紹介いたします。
正しいお手入れ方法をご理解頂き、漆器を長年ご愛用ください。
軽い汚れは、40度くらい(お風呂の温度)のお湯で、さっと洗えば十分です。
- 油汚れには、食器用中性洗剤を薄めて、布巾や柔らかなスポンジにつけて洗えばきれいに落ちます。
- ご飯もののこびりつきには、内側にお湯をはって10分程浸してから洗うと簡単に落ちます。
- 水切り後、乾き切らないうちに布巾で手早く拭いてしまえば、水滴の跡が残ることもありません。
- 川連塗りは丈夫さで知られていますが、電子レンジ、ナイロンたわし、磨き粉、スチールウール、食器洗い・乾燥機は使わないで下さい。
- 長時間のつけおき、煮沸はしないでください。また、直射日光はお避け下さい。
- うるしは一般の合成塗料と違い、耐熱性・耐酸性があり、あらゆる薬品に侵されず、その乾燥皮膜は完全優秀な永久性塗料です。熱い物、冷たい物、酢の物、油物と何にでも適しています。使い込むほどに色がさえ、風合いが出てくるので、気になさらず思う存分お使いください。